「!」
「っ……何だと……何処へ消えた?」
「今のは原始魔法の呪文……? まさか……」
「残念だったね、魔女エルマ」
「魔法は、あなた一人の悦楽のためにあるものじゃない」
「少なくとも僕の愛弟子はそれを知っている」
「だから教えたんだ。歴代賢者に伝わる究極の『よみがえり』の呪文を、彼女にだけ特別に」
「消滅した『一人目』と『三人目』の魂も、あの呪文ならきっと取り戻せるだろう……とね」
「……その小娘は、お前が私を陥れるための手駒か」
「ご名答。もっとも、彼女の魔法の才能はそれ以上の価値がある」
「 何百年生きたドブネズミより、よっぽどね」
「……小賢しい真似を」



























