2019/03/15

筋肉は裏切らない?


カルロが軍キャリアで昇格しました。
あれね、この子は当初本好きのもやしっ子だったはずなのに、気付くとマッスルの発達具合が凄いわね。腕とか

軍の仕事は自宅勤務だと「行進の練習しろ」だの「トレーニングしろ」だのとすぐに終わっちゃうつまんないタスクが多く、昇進も楽なんだけど、軍隊って何だっけな??となります。

軍人限定クラブと、軍事教練所という名のジムを作って勤務日に集会を開くようにしたら雰囲気が出るかしらと考えてみる今日この頃。



「やぁカルロ君。昇格したんだね、おめでとう」
「エルウィンさん! この間はどうも」
「ははは、カードキーの件なら、君が持って来てくれた機密情報のおかげだよ」

この土産物屋さんはなんとなく、軍の末端にいるシムを買収して情報を仕入れてそうなイメージがあります。

「今日は相棒は一緒じゃないのかい?」
「ピエールは『スペースY』で仕事なんです」
「へぇ! あの変な帽子の彼、宇宙飛行士なの? イメージ違うね!」
「そうですね(変な帽子はお互い様だと思うなぁ……)」



ピエールが出勤してしまったので、今日はカルロ一人で研究所に潜ります。





エルウィン「君達が研究所で胞子塊とデータを取って来てくれたおかげで、僕の方の個人調査も捗って助かるよ」
カルロ「研究所の扉を開けちゃった僕達にも、町がこうなった責任はありますしね……」
エルウィン「そんな責任感バリバリのカルロ君に、特別価格でこちらの商品をプレゼント!」



エルウィン「ここで装備していくかい?」



カルロ(お金、取るんだ……)

※1,000シムオリオン払った
因みにカードキーも250シムオリオンで買った


……


防護服を装備したカルロ、お供のエルを連れて三たび研究所へ。
「エルはここで待っててね」





……




「何だこれ……生きてるの?」

研究所の深部はカルロが思っていたよりずっと広く、複雑で、何やらとんでもなく大掛かりな計画が動いていたことが窺い知れます。
そしてそんな大計画にも関わらず、破棄されてしまうほどの何かがここで起こったということも。

「この任務、バローネ財団の科学班に任せるべきだったんじゃないの……キンゾーさんなら生き物とかに詳しいし、トニーさんならハッキング出来るからそこのパソコンから何か引き出せたかも……」

悲しいかな、カルロは冒険小説が好きというだけの非力な少年です(でも筋肉はある)。
ピエールは自称発明家だけど、彼が出来る機械いじりとはロケット関係のことだけだったりする、今の所。

この巨大な研究所の全容を探るには、末端構成員の自分達では力不足。
SanMyshuno本部にいる上司のアルフレードにそう報告しようと考えて、カルロはふと、壁に妙なものを見つけます。



「こんな所に見たことない色のツタが生えてる……この先は、一体……?」





「……!」
© simensoka
Maira Gall